『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』

月曜日 , 10, 10月 2016 『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』 はコメントを受け付けていません。

全体的に、非常に暗い世界観の作品です。

過去に錬金術で何か大異変が引き起こされ、世界中が滅びに向かっているという、ファンタジーものとしてはありがちですが、その一方でアトリエシリーズとしてはほぼ初と言える導入。(何しろ、主人公アーシャさんの住んでいる地域は、よそから無人地帯として認識されていたほど、人間の衰退が酷い)

主人公のアーシャさんは、最愛の妹(アーシャさんはいわゆる不自然なシスコンキャラでは無く、普通に情の深い優しいお姉さんである)を事故で失い(正確には行方不明)、そのお墓参りをしながら薬屋さんを続けていたのだが。ある日、旅の失礼なおっさん(笑)と出会うことで、妹さんが生きている事を知らされるのだった。

アーシャさんはまーったく助けてくれないおっさんにたまにアドバイスを貰ったり手がかりを逆に取られたりしながら、妹さんを助けるべく、孤軍奮闘する、というシナリオになっています。

普段のアトリエシリーズと違い、今回の期限には最愛の妹の命が掛かっているので、緊張感が段違いです。また、アトリエシリーズとしてはトトリ以来、明確なラスボスがいる作品となっています。

全体的に、今までのシステムの良いところ取りの感が強いです。

ただし、進化しているとは言えない部分も多く、全体的には総括で作っては見ましたが、足踏みしています、といった印象。

戦闘に関しては、前作のメルルのアトリエで非常に派手になったものを、堅実(とはいっても必殺技は非常に派手)に引き締め直した印象があります。

今回も登場人物は魅力的です。

ただ、最近のアトリエシリーズは、明確に女性ファンを意識しだしているため(アーランドシリーズのステルクさんが女性ファンを多数獲得して以降、かなり増えているそうです)、男性の感覚からすると小首をかしげたくなるような男子キャラもいるにはいます。まあ、それは逆もしかりなわけでして(笑)、まあその辺りを言い出したらきりが無いでしょう。